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2017年01月06日

中島みゆき劇場版 第7弾「一会」2015〜2016劇場版

見終わった時に言葉がなかった。
2016年12月上旬、桜坂劇場のことである。
この日はマスコミ向けの試写会で中島みゆき劇場版の第7弾となる
「一会」2015〜2016劇場版を見た。

中島みゆき劇場版 第7弾「一会」2015〜2016劇場版

中島みゆきファンの一人として、どんなものかとドキドキしながら足を運んだ。

「一会」2015〜2016劇場版は、モノクロの練習風景から始まった。
そこにはコンサートを前に集中する中島みゆきその人と
音楽監督、バンド、衣装・・・コンサートに関わるあらゆる人が映し出されて行く。
ただただリハーサルの様子が淡々と紹介されて行く。
そしてその映像が色を持った時、コンサートの幕が開けるのである。
20曲を解説なし。
中島みゆきが歌う姿が映し出される。
20曲は「今こそ聞いてほしい」という曲だそうだ。
まさにそうだったと思った。

見終わった後の充実感は、コンサートに行ったそれとは違うと思う。
リハから本番の様子を映し出すことで
コンサートテーマの一会の意味が見えてくる。
中島みゆきという人間が見えてくる気がした。

劇場版の中でコンサートのテーマを語ったり、意気込みを語るシーンは一切ない。
中島みゆきの姿勢、そして彼女の歌が全てのメッセージだ。

中島みゆきの曲「一期一会」という曲がある。
一期一会とわかっていても、
どれだけの人がその気持ちを忘れず、毎日を過ごしているだろう。
それだけの熱量で取り組むことができているだろうかと考える。
しかし、中島みゆきのコンサートはまさに一期一会。
その瞬間瞬間をその気持ちで作り上げてきたものだった。

2016年、自分なりに走ってきて
ちょっとくたびれたところに、ガツンと大きな喝を入れられた気分だった。
中島みゆきのファンはもちろん、ファンでなくとも
自分の熱量を確かめに見に行かないか?

*「一会」2015〜2016劇場版
 2017年1月7日(土)全国ロードショー
 沖縄では桜坂劇場での上映

 桜坂劇場 http://www.sakura-zaka.com/

中島みゆき劇場版 第7弾「一会」2015〜2016劇場版

つくものはなし(1)

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[作]神奈木智 [画]山本小鉄子



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