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2017年03月20日

松野大介・著『天国からマグノリアの花を』

松野大介さんの『天国からマグノリアの花を』読了。

愛というものの意味を理解できない女性が主人公。
その時その時の心地よさに流されて生きるも、何か物足りないずに依存が始まる。

そのどこか自覚のない寂しさというのはなんだかわかるような気がしました。
余命少ない事を知り、期間限定の結婚を提案する元彼の寂しさ、
どこかで人を愛したい、愛されたいという気持ちもまた誰もが持っているものかもしれません。

ある事件と絡み合って、主人公をめぐる思いが交錯するあたりは面白かったです。
主人公が変わってゆくところを思い、元彼の気持ちを思い、しんみりしてます。

ラストはあるところでホッとし、あるところで「?」が。
あの男性は誰?
先に出てきた中にはいなかったですよね?
新しく出会った人という事ですか???
そこだけは気になって仕方がない、です・・・

マグノリアはモクレンの事のようです。
花言葉は自然への愛。
https://lovegreen.net/languageofflower/p26101/

松野大介・著『天国からマグノリアの花を』

3月のライオン 1

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[著]羽海野チカ



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Posted by ぱな87 at 02:33│Comments(0)本のことなど
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